どれだけ努力が必要ですか?
良寛和尚です。
今回は就職活動についてお話しします。ここ最近の景気後退で、学生の就職活動が
様変わりしていると肌で実感しています。なぜなら、うちのようなIT系ベンチャー企業にも
就職説明会や採用試験で来社する学生が目立つようになっているからです。
先日もうちの会社で就職説明会と採用試験が同日に行われ、人事担当者が狭い
事務所のなかで縦横無尽に動いていました。またこの日は普段使う私の作業場所が
就職説明会の会場になるため、やむなく別の場所に移動して作業しました。
その就職説明会ですが、3名の学生が来社しました。人事担当者が会社の概要説明を
した後、開発の作業場所に移動して先輩社員と作業内容についての説明および
質疑応答が行われていました。私はなぜかその役回りがなかったのですが、横で
その様子を見ていました。するとある学生からこんな質問が出てきました。
「このようなプログラムを組むことができるにはどれだけの努力が必要ですか?」
私はこの質問を聞いたとき、驚きと同時に違和感を感じました。なぜなら努力というのは
未来永劫続けなければならないこと、努力は定量性なものではないこと、スキルを
身につけるための明確な基準はないことだと私は思っているからです。
どの業界であれ、仕事を続けていく以上、スキルを身につけるためには努力が
必要不可欠なものです。またスキルを身につけたとしてもこれが今後永久的に活用できる
保証がありません。さらに特にIT業界では外部環境が急速に変化する業界なので、
年齢に関係なく新たなスキルを身につけないと生き残れません。現に私も新卒入社時は
汎用機の開発が主流でそのスキルを身につけました。その後ダウンサイジングや
インターネットの台頭により、これらに必要な新たなスキルを身につけました。
現在もオブジェクト指向の開発手法やMOT(技術経営)のスキルを身につけるために
時間を見つけて日々学習しています。
就職活動をされている学生の皆さんに言っておきますが、就職説明会等で積極的に
質問するのはいいことです。しかしどんな質問をしていいわけではなく、その場の雰囲気や
業界の特徴を理解した上で「いい質問」をするスキルを身につけることをおすすめします。
人事担当者はこの点も見ていますので...
合掌
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