道元禅師のことば(その2)
良寛和尚です。
今回は道元禅師のお言葉を紹介します。
自なお自の落処を知らず、他いかでか他の落処を識ることを得んや。
自の非をもって他の非となす、あに誤らざらんや。
(「典座教訓」より)
意味は「自分でさえ自らの落ち着き場所を知らないのに、他の人についてまでも
知り及ぶことなど到底できません。自分が間違いだと思い込んでいる尺度を
他人にもあてはめて非難することが間違いである。」ということです。
自分の尺度は自分でしか計れません。この尺度を他人にあてはめて判断する人が
この世に存在しますが、そんなことしても意味はないのです。逆に自分の尺度が
当たり前と思いこみ、ふんぞり返ることが危ういのです。
自分の尺度を他人に当てはめるのではなく、他人への尊重やいたわりを育むことが
必要なのではと私は思っています。
合掌
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