良寛和尚です。
今回は思わぬことに出くわしてきたことについてお話しします。
2日前私の携帯電話に1本の電話が入りました。そのとき送信元電話番号をみると
身に覚えがない電話番号でしたが私はとりあえずその電話にでました。電話に出ると
相手はこう切り出してきました。
「○○探偵事務所の××と申します。良寛さん(本当は本名)ですね。あなたは
これまでデリバリーヘルスを利用されたことがありますか?」
私は若かりしころ、診断士を目指す前までは結構遊んでしました。夜のクラブ活動を
していましたし、おねぇ~ちゃんと快楽的な遊びをしたこともありました。
もちろんデリヘルも何回か利用したことがありました。しかもその時期は少なく見積もって
5~6年以上も前のことです。それから私は「これではだめだ!!」と改心し、
診断士を目指すようになってからはこのような遊びはしなくなりました。
もちろん現在は酒も断っていますので、夜のクラブ活動や快楽的な遊びを断ち、毎日
厳しい修行に励んでいます。
私は何のことかさっぱりわからないので相手にことの真意を尋ねました。そうすると
相手はこう回答してきました。
「実はあなたがデリバリーヘルスを利用した際、相手の女の子が未成年でして
その両親はこの事実を知り、デリバリーヘルス業者と性行為した60名の顧客に対し
刑事告訴したいという相談が私どもに来たのです。私どもで調べましたところ、
彼女の手帳と携帯電話にあなたの名前と携帯電話が載っていましたので
確認のお電話をした次第なのです。」
私はそのときびっくりしたと同時に一瞬頭が真っ白になりました。さらに相手の話は
続きました。
「その両親はことを公にしたくないそうですので、示談書にサインの上示談金を
支払えば刑事告訴を取り下げるとのことです。そこで本日中に示談金を
お支払いください。」
私はいくら支払えばいいのかと聞くと
「今回は児童買春禁止法により刑事告訴することになります。刑事告訴すれば
警察はあなたの自宅や勤務先などを捜査することになります。刑が確定すれば
3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられます。つきましては
今回の示談金は罰金100万円の30~40%ほどになります。いくらにいたしますか?」
つまり30~40万円を本日中に支払わないと刑事告訴して警察があなたの自宅や勤務先
などに捜査が入ることになると脅してきたのです。私はそのとき支払うお金も時間も
ありませんでした。「すぐに支払うことができないので日を改めないか。」というと
相手は「顧客60人の半数以上は示談に応じて支払っている。」とか「顧客の中には
大学教授や会社役員の方がおり、その方も示談に応じている。」とかいって支払うように
そそのかしたのです。また1万円ぐらいなら可能だというと「それはだめです。」といって
応じてくれませんでした。
私は相手の話を聞きながらリスク回避の方法を模索していました。と同時に相手の
主張する内容を論理思考で分析し、反撃のチャンスをうかがっていました。
話は延々と続きましたが、電波が悪かったのか相手は「声が聞こえないので一旦
電話を切って再度かけ直します。」といって電話を切りました。私にとって
電話を切ってから再度かけ直す数分間が反撃するきっかけを与えてくれました。
相手が再び電話をかけてくると私は"鬼和尚"となって反撃に出ました。
「今回の件で相手の両親と相談されたのはいつですか?」と聞くと相手は
「10月頭です。」と回答してきました。さらに私はこう質問しました。
「今回のことで顧客リストに私が存在すると知ったのはいつですか?」と聞くと相手は
「10月末です。」と回答してきました。このとき私は相手の論理思考が砂の城のごとく
崩れていく音を聞きました。そこでさらに私は攻撃しました。
「10月末頃に判明したことをなぜ今頃になって言ってくんねん!!普通事実が判明すれば
すぐに連絡するのが当たり前やろうがぁ~!!」
相手は焦り始めました。「これまで何度か電話しましたが...」というので私はこう
切り返しました。
「そんなん、知らんでぇ~!!携帯の着信履歴にもそれらしきものはなかったでぇ~!!」
さらに私は攻撃しました。
「今回この件について私は初めて聞きました。なのになぜ本日中に大金を払えと
言えるねん!!通常なら一定の猶予期間を与えるのが当たり前やろうがぁ~!!」
私はさらに攻撃を仕掛けようと思いましたが、相手はたまらず一方的に電話を切りました。
これで刺客との戦いは終わりました。
と同時に私は「ほんまに相手は刑事告訴するんやろか?」と一抹の不安を覚えました。
そこで私は法律に詳しい公的機関に相談しようと思い、「なんば法律相談センター」に
連絡しました。この相談センターは大阪弁護士会が運営しており平日は夜8時まで
相談を受け付けております。私はそこにことの経緯を話すと受付の女性からこういう
回答が返ってきました。
「これって新手の"振り込め詐欺"と違います?」
これを聞いて私は安心しました。せっかくなので今後の対応策のために翌日弁護士と
相談しました。また私はこの件に関してGoogleで検索しました。そうすると相手の正体が
わかりました。「デリヘル詐欺」でした。これに関する詳細はこちらを参照してください。
さらに私は相手の電話番号を迷惑電話リストに登録しておきました。
今回のことで私は"振り込め詐欺"の手口を知ることができました。また論理的思考を
駆使することで相手の主張を崩すことができました。弁護士からいくつかアドバイスを
いただきましたので、次回似たようなことが起きても対応できると思っています。
師走のこの時期、思わぬことに出くわすことがありますが落ち着いて行動してください。
ではまた...
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