2009年11月29日 (日)

人付き合い

良寛和尚です。

ここ最近仕事が多忙なこととに加え、風邪をこじらせたためにブログの投稿が
ご無沙汰になってしまいました。風邪もほぼ治りましたので、投稿を再会します。
今回は「人付き合い」についてお話しします。

もうすぐ12月となり、忘年会やクリスマス等で様々な人付き合いが多くなる
時期です。ここ最近の景気悪化で宴会の数が減ったり予算縮減で寂しい年の瀬に
なるかと思います。
私は昔から人付き合いがいい方ではありません。そのためかうちの母親から
会うたびに「人付き合いはちゃんとしなさいよ」と言われます。
でも考えてみると私は自分を犠牲にしてまで人付き合いする必要はないと
考えています。

これは著名な経営者やスポーツ選手に共通することであって、例えばマリナーズの
イチロー選手は夜の付き合いを極力避けているようです。かといって彼は夜の
付き合いが嫌いではなく、体調管理やコンディションの調整の観点から不必要な
付き合いを遠慮しているのだと思う。
またホンダ創業者の本田宗一郎氏はONとOFFの切替がうまくて、ONのときは
会社に寝泊まりしてまで車の開発を陣頭指揮し、OFFのときは夜の町に繰り出して
いろんなお遊びをしていたそうだ。
私が思うには二人とも人付き合いにもちゃんとした目的をもっていたようです。

逆に何の意識もなく、人に誘われると断り切れずに人付き合いをしている人たちが
いますが、それは「己」というものを持っていない人たちだと思う。自分はどのような
人間でどういう生き方をしなければいけないかを考えないから無意味な人付き合いを
することになる。そうなると心身ともに力を失い、破滅に向かうことは火を見て
明らかである。

繰り返しになりますが、人付き合いはなくてもだめだし、ありすぎても困りものです。
自らを見つめ直し、人付き合いを見直す機会になればと思っています。

合掌

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2009年11月12日 (木)

怒りを捨てる

良寛和尚です。

今回はお釈迦様のお言葉を紹介します。

他人が怒ったのを知って、それについて自ら静かにしているならば、
その人は、自分と他人と両者のためになることを行っているのである。
(出典:「ウダーナヴァルガ」 中村元 訳)

人は「怒り」という感情を持っています。また誰でも何事かに我慢できず、怒りの
行動を起こすことがあります。お釈迦様は「怒りを捨てよ」と言っています。
怒りを持ち続けても決していい結果が得られないからです。
戦争や紛争も怒りを持ち続けるために起こる副産物かもしれません。

では他の人が自分に対し怒りをあらわにしたらどうすればいいのでしょうか?
それは自ら静かにし、相手の怒りが治まるのを見届けることです。つまり、
「逆ギレ」してはいけないと言うことです。簡単なようで難しいことかもしれません。
でもこれは大事です。

合掌

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2009年10月11日 (日)

背中を押される

良寛和尚です。

今回は私が最近思っていることをお話しします。
人にはいろいろな人生がありますが、誰でも人生の中で何らかの意志決定を
迫られることがあります。またあるとき思わぬ災難が降りかかり、早急に解決
しなければならなくなることがあります。そのとき人はどのようにすればいいか
悩み苦しみます。その悩み苦しみを続けていくと、第三者から思わぬ一言や
行動で悩み苦しみから解放され、思わぬ方向に向かっていくことがあります。
私もこのようなことが何度もありました。それはよい方向に進むことがあれば、
そうでないこともあります。

ではなぜ人は自ら解決できない悩みや苦しみに遭遇したときに「背中を押される」
出来事が起きるのでしょうか?また人によって「背中を押される」ことがあったり
なかったりするのでしょうか?私はまっとうな人生を送りたい人ほど「背中を押される」
回数が多いのではと思っています。
もし仮に背中を押された方向が思わぬ災難だったときでも、まっとうな人生を
送りたい人は別の力で背中を押されることで正常なところに戻ることができます。

人生思い通りに進むことがあればそうでないこともあります。私の人生は今後
どのような力で私の背中を押されるかわかりませんが、まっとうな人生を送りたいという
願望を持って生きていきたいと思う。

合掌

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2009年10月 4日 (日)

2016年オリンピック開催都市決定

良寛和尚です。

今回は先日デンマークのコペンハーゲンで行われたIOC総会での2016年
オリンピック開催都市決定についてお話しします。
IOC総会が開催されたのは日本時間で金曜日の深夜でしたが、私は開催都市
決定の投票を生で見ていました。
ご存じのように、2016年の開催都市はブラジルのリオデジャネイロに決まりました。
同じく立候補していた東京は2回目の投票で落選となりました。

立候補していた各都市の紹介ビデオや最終プレゼンテーションを見ている限り、
甲乙つけがたく、どの年で開催しても成功するのではないかと思うほどの
内容でした。しかし、いくら内容がよいものであってもIOCの理念や方針、
各IOC委員の事情などを考慮していないとだめなのかなと私は思いました。
これは私がこれから深く学ぼうと思っているMOTにも共通するものかなと
思っています。
同時に思ったことは、オリンピックは各国の政治や経済に左右されることなく、
「オリンピックは世界共通の財産」と位置づけて決定したということです。
これまで開催都市は国力を反映したうえで決定していたと思いますが、
今回の開催都市決定は、BRICSの新興国であるブラジルで開催されること、
これまで南米でオリンピックが開催されたことがないことも反映した結果では
なかったのかなと私は思います。

今後2016年のオリンピックでブラジルがどう変わるか楽しみです。
合掌

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2009年8月19日 (水)

責任力?

良寛和尚です。

昨日衆議院議員選挙が公示されましたので、政治についてお話しします。
7月21日に衆議院が解散してから今日まで各党とも様々なマニフェストやキャッチ
コピー等で国民に支持を訴えています。中身を見ると、国民に大受けするもの
ばかりで、それが実現できるかと言えば疑問視するものばかりに思います。
その中で私は非常に疑問視するキャッチコピーがありました。それは自民党
「日本を守る、責任力。」です。

私が思うには「責任」に「力」が必要なのかということです。一般的に考えれば、
程度の差はあれ、あらゆる作業を完結させる「責任」は常につきまといます。また
本来作業はやり遂げなければならないものだと思っています。
「責任力」という言葉は非常にあいまいで、仮にある政治的問題が解決できなかった
とき、ある政治家が「責任力が足りなかったので...」と釈明しかねないかと
危惧しています。

再度言いますが、人間にはものごとをやり遂げる「責任」は常につきまといます。
やり遂げなければ自ら責任をとるのが一般的な筋です。本来やり遂げることが
「当たり前」なものを「責任力」という言葉であいまいにし、現実逃避のために
この言葉を使用するなら、私は許しません。このような行動をする政治家や
政党に日本の政治を委託すべきではないと思っています。

合掌

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2009年5月 1日 (金)

型を極める

良寛和尚です。

今回は「型」についてお話しします。
5月10日から「大相撲5月場所」が東京の両国国技館で開催されます。先場所の
大阪場所では両横綱の優勝争いで盛り上がりました。5月場所も先場所同様、両横綱を
中心に活気ある相撲が見られると私は期待しています。

私はたまに相撲中継を見るのですが、強い力士にはあるものが備わっていると
思っています。それは自分の勝てる相撲すなわち「型」を持っていることです。また
「型」を持っているだけでなく、その方を完成型まで極めていること、さらに取り組みによって
自分の「型」でとれないときに、別の勝てる「型」を持っていることです。
朝青龍や白鵬の両横綱にはもちろん自分の「型」を持っており、それは完成型に近いところ
まで極めていると思っています。過去の大横綱も極めた「型」を持っていました。
「型」を極めるには心技体を極める必要があり、そのためには日頃の稽古が必要である
ことは言うまでもありません。これは相撲に限らず、個人や組織においても当てはまるのでは
ないだろうかと最近私は感じています。

ここ最近の景気後退で大企業を中心に赤字や減益の決算を発表しています。しかしながら
景気に左右されず、収益を生み出している企業も存在します。これら企業はどんな景気状況
でも収益を生み出せるビジネスモデル、つまり「型」を持っています。またその「型」は
完成型までに極めています。さらにその「型」がさらなる極みに進めるとともに、様々な
環境に応じて変化できるよう柔軟性を持っています。このような「型」を持つ企業は
組織および個人が様々な形で日々の努力を惜しまずに精進しています。

私には残念ながら極めた「型」を持っていません。これからどんなことがあっても「型」を
極め続け、ぶれない人生を送りたいと思っている。

合掌

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2009年3月 7日 (土)

\50,000の請求

良寛和尚です。

先月末に携帯端末をiPhoneにしたことは以前ここでお話しましたが、今回はその続きです。
契約間もない3/3に私の携帯に付属しているSMS(ショートメッセージサービス)に
ソフトバンクからこのような案内メッセージが届いた。

「あなたが現在お使いの端末でのパケット通信料金が\50,000を超えましたことを
お知らせします。」coldsweats02

確かヨドバシカメラで契約したときはパケット定額制にしており、それも最大\4,410である。
にもかかわらず、パケット通信料金が\50,000のお知らせがくるのがおかしいと思っていた。
さらにソフトバンクの料金案内サービスを確認すると、音声で\50,000を超える案内だった。
私は念のために、ソフトバンクの窓口に電話で問い合わせることにした。
すると、窓口担当者から「確かにパケット定額制でご契約していますので、実際に
\50,000を超える請求はありません。」といわれた。
ではなぜこのような案内が届くのかと聞くと、システム上契約状況に関係なく、
従量制として換算し、高額になるお客様に対してお知らせしているとのことだった。
特にiPhoneをお使いの方はパケット使用量が多い傾向になり、このような案内が
よく届くとの回答だった。また担当者からこのような案内を止めることができるとの
回答があり、私はその場でこのような案内を止めるようにお願いした。

私はシステム開発を携わっている立場なので、憶測ながら理解できる。しかし、
今回キャンペーンとしてiPhoneを購入もしくは切り替える顧客は自動的に
パケット定額制になることがわかっているのだから、最初からこのような不要な
案内は止めるべきではなかったのかと思っている。

どの業界でもそうだと思うが、現在は商品やサービスを提供したらそれで
終わりということはない。顧客が商品やサービスを利用し続けることで満足感や
効用などを提供し続けることが企業に求められていると私は思っている。
今回の案内は顧客に不安感を与えており、満足な効用を提供していないことに
私は遺憾に思っている。

合掌

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2009年2月 7日 (土)

悲観しても仕方がない。

良寛和尚です。

仕事等の関係でしばらく投稿ができませんでしたので、久しぶりに投稿します。
本題に移りますが、ここ最近の景気後退でほとんどの企業は今期および今後の業績
見通しを悲観的にとらえているようです。現実大手製造業企業を中心に良くて最終赤字、
悪くて営業赤字を計上している状況です。そのため、製造業を中心に派遣労働者の
「契約打ち切り」や期間労働者の「雇い止め」、正社員の給与カット等暗い話題が、
マスコミを賑わしている現状です。

かといってこのような悲観的状況をただ指をくわえているわけにはいかないのも現実です。
確かに職を失った方々にとって、「1日1日をどう生き抜くのか」ばかりで頭がいっぱいかと
思います。でもどんな状況でも自分の夢に向かって突き進めようとする姿勢は続けてほしいと
私は思っています。

ならば何をすればいいかと聞かれると思いますが、それはただひとつ...

「今やるべきことをやりぬくこと」

ではないかと私は思っています。人それぞれに置かれた立場から「今何をすべきなのか」を
考え行動することなのではと思っています。それが人によって高い壁か低い壁かは
わかりませんが、やり抜かない限り光は見えないと思っています。

悲観しても仕方がありません。どんな小さなことでもいいのですが、自分に科せられた
ものは何なのかを考え行動する。それを一人一人が実践することで新たな未来が
訪れるのではと私は思っています。

合掌

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2009年1月29日 (木)

欲の器

良寛和尚です。

景気の急激な後退を受け、各企業は赤字決算を計上しています。また経費削減で
様々な取り組みをおこなっています。その経費削減が「派遣切り」や「雇い止め」といった
社会問題を引き起こしています。

この状況をみて思うのですが、世の中に「欲の器」というのがあるのではということです。
人間には様々な欲があります。人は欲を実現するために様々な試みを行っています。
その試みは結果として表れ、いい結果は世界にいきわたることで満足が得られ、消化する
ものだと私は思っています。しかし、ここ最近の欲は世界の人々に満足するようなもの
ばかりだったでしょうか。おそらくほとんどの欲は完全に消化し切れずに「器」に残った
ままだったのではと私は思っています。

たとえば「サブプライムローン」問題でも、米国では低所得者でも家が買える満足を
えることができましたが、不動産価格の下落などが要因でローン返済ができなくなり
家を手放さなければならない人が増えていきました。これはまさしく欲が満足に
消化しきれていない一例だと思います。

もちろん「器」は入る量に限界があります。今回の急激な景気後退も消化しきれない
「欲」がたまりにたまり、「器」に収まりきれずにこぼれたり、「器」が壊れて外に出て
てしまったのではないかと私は思います。
この「器」の量を人間は量ることができません。また「欲」はふくらむと止めることが
できなくなるやっかいものです。

これから地球上の人々が満足した生活を送るためには「欲の器」を意識し、欲を管理する
必要があるのではと私は思っています。

合掌

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2009年1月14日 (水)

女と男

良寛和尚です。

先日の日曜日に放映されたNHKスペシャル「女と男」の第1回を見ました。内容は
男女はなぜ惹かれあうのかを脳科学的に検証していることと、米国で離婚率が高い
理由を大学で長期的に研究した成果を公表しているものだった。
特に男女関係を長く持続させるためには何が必要かを長年の研究成果により
公表したことは私にとって有意義な内容でした。

番組では男女関係が芳しくない熟年夫婦の行動をモニタリングし、その原因を
調査していた。具体的には普段コミュニケーションをとらない夫婦がソファーに
横並びで座り、二人の話しぶりや仕草等をビデオ撮影して検証していた。
その結果、原因が夫側の行動にあることがわかった。夫ははじめに妻が
クレジットカードで高額商品を購入していることに異議をいって「批判」し、それを
妻が様々な理由をつけて「自衛」するという行動だったのです。その後夫は妻を
「見下す」行動になり、すりあわない会話を重ねていくうちに夫が強制的に
会話を打ち切って調査は終了しました。つまり「批判」→「自衛」→「見下す」という
夫婦のやりとりが原因であると検証した大学教授が説明していました。

この行動は企業行動の中にもあるのではないでしょうか。
特に対象の社員をリストラさせたいとき、上司がその社員に対し「批判」を繰り返し、
受けた社員は「自衛」に動き、それを見た上司が「見下す」行動に出るといった
行動です。このような関係が続くと対象の社員はその会社に居づらい状況になり、
辞職せざるを得ないことになるということです。

では男女関係や企業内での人間関係を良好で居続けるためにはどのようにすれば
いいのでしょうか。この答えは「夢」を共有することだそうです。そういうことでお互いが
「人生のパートナー」と認識し、良好な関係がつづくということです。

これから人とコミュニケーションをとるにはこのようなことを念頭に置いて行動すべきだと
私はこの番組を番組を見て思った次第です。

合掌

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